岐阜と愛知に拠点を構える
地域ビルダーで
唯一、耐震実験を実施
FG工法は「Future Generation = 将来の世代」を由来とします。在来軸組工法に様々な「プラスα」を施した次世代技術により高い耐震性、耐久性を実現した工業化木造住宅FG工法の住まいがご家族の豊かな未来を育みます。 FG工法は、ロイヤルウッドのすべての家に標準装備されています。
FG工法は「Future Generation = 将来の世代」を由来とします。在来軸組工法に様々な「プラスα」を施した次世代技術により高い耐震性、耐久性を実現した工業化木造住宅FG工法の住まいがご家族の豊かな未来を育みます。 FG工法は、ロイヤルウッドのすべての家に標準装備されています。
強い
構造
邸別ごとに構造強度を確認し、耐震性、耐風性に優れた安全・安心設計。
強い
柱
通し柱の接合部には特殊な金物を使用し、木材の断面欠損を最小限に抑えた強い柱となっています。構造材は、強度が明確な集成材を使用します。
強い
床組
在来工法を超える材積量を使用。1階床は105mmの大引と厚さ28mmの構造用合板、2階床は455mmピッチの床梁と厚さ15mmの構造用合板による骨太な構造で建物の変形を抑制。
強い
土台
住まいの耐震性と耐久性を支える重要な基礎と土台には、建物と地震等の力を全面でバランス良く受け止めるベタ基礎、耐腐朽性・防蟻性に優れた桧の土台を採用。
国内観測史上最速値「阪神淡路大震災」同等の地震波にて
ロイヤルウッドのFG工法では、国内の観測史上最も速かった阪神・淡路大震災の地震波にて実大実験を行いました。この地震波は「建築基準法における大地震の目安50カイン」の約3.4倍に相当する地震波です。カインとは地震による揺れの強さを地震の速度振幅で表した単位です。最近では地震の最大加速度(gal:ガル)の大きさよりも、最大速度[kine:カイン]の大きさの方が建物の被害状況とよく一致することが知られています。
最大加速度は、東日本大震災で2933gal[106kine]を計測するなど最大で818gal[169kine]だった阪神・淡路大震災を上回っていますが、地震による被害は逆に、阪神・淡路大震災の方が大きな被害がありました。これは地震波の最大速度[kine]が大きかった事と、木造家屋を倒壊させる揺れの周期1〜2秒程度のキラーバルスと俗称される揺れに最も近かったからだと言われています。
ロイヤルウッドは最大加速度(gal)の大きさではなく、建物の倒壊に大きな影響を与える最大速度[kine]に着目し、阪神・淡路大震災の地震波にて実大実験を行いました。
実際の地震を見据えて本地震と余震を配慮し、実物大の建物を連続で12回加震しました。また、耐力壁を減らしての実験も行い、最終段階では耐震等級1以下の状態で震度7の加震を実施しました。その結果、FG工法の構造躯体に大きな損傷は全く見られませんでした。住む人の命だけでなく、住宅の財産価値も守られ、地震後にも住み続けられることが証明されました。
【監修・分析】
東京都市大学工学部建築科
名誉教授大橋 好光
地震や台風時の水平方向の力を耐力壁に確実に伝達しなければならない床。変形しにくく、高い強度を持った床が耐力壁をしっかりつなぎ止めていることが重要です。床や壁の耐震性能は、それぞれ「床倍率」「壁倍率」とよばれる尺度によって表されます。従来工法を超える材積量を誇るFG工法の構造を実験によって証明しました。
FG工法の耐力壁は実験により、建築基準法が定める壁倍率1.0の許容耐力1.275KNの約3.3倍、品確法における1.96KNの約2.1倍の耐力であることが実証されました。データを壁倍率に換算すると、建築基準法において壁倍率3.26、品確法の壁倍率2.12の評価です。
FG工法では、強度が明確な集成材の使用やCADに連動したシステムにより、邸別に高精度のブレカットを施し、変形のしにくさや壊れにくさの特性を数値と等級によって示した木材を使用しています。通し柱のプレカッチ金物は、木材の断面欠損を極力減らして強度を高めています。さらに金物により仕口強度を向上させるだけでなく安全性にも優れており、高度なブレカットの技術に金物の強度や座金の補強を加え、耐震性・耐久性を高めています。
FG工法の耐力壁は実験により、建築基準法が定める壁倍率1.0の許容耐力1.275KNの約3.3倍、品確法における1.96KNの約2.1倍の耐力であることが実証されました。データを壁倍率に換算すると、建築基準法において壁倍率3.26、品確法の壁倍率2.12の評価です。
木材の端部を欠け込み「ほぞ」等で柱と梁等を接合する場合、木材の強度は欠け込んだ分(断面欠損)だけ強度は低下します。ブレカッチ用柱(柱サイズ120角)の場合在来プレカットの約5倍の強度です。
在来工法を超える材積量が実現する骨太な構造。1階床は、床の荷重を支える大引は105mmx105mm、土台と大引に厚さ28mmの構造用合板を隙間無く直接釘止めした頑強な構造で、2階床は、構造材を455mmピッチで組んだ床梁の上に、厚さ15mmの構造用合板とフロアの間に12.5mmのプラスターボードを挟んだ3重構造。この床組と構造用合板により構成された「面」の構造が、地震や風圧の力に耐え得る高い強度を実現しています。
厚さ170mmの鉄筋コンクリートを打設して床下全面を覆う強固なベタ基礎工法です。建物から加わる力を面全体で地中に伝えることが可能なため地震時に信頼性の高い工法です。
木材は、ボルトで締め付けても、時間の経過や乾燥による収縮で緩む現象が起こります。これを座金のスプリングがクッションの役割を果たし、木材の収縮やひずみを吸収します。
非常に高い水平剛性を発揮する剛床と、優れた強度をもつ耐力壁により、あらゆる方向からの荷重に耐える頑強な躯体を構成しています。
住まいの要である土台の素材に採用したのは桧。シロアリやカビを寄せ付けず、極めて高い防腐効果を発揮します。防腐・防蟻などの薬剤処理の必要がないので、人体にも無害な優れた天然素材です。数枚の桧の板を重ねて接着した集成材は、縮みや割れなど木材の欠点を克服。さらに、強度にバラつきのある無垢材と違い、集成材は強度を安定させることが可能という利点もあります。
在来工法を越える骨太な構造、それは1階の床を支える横架材である大引に105mm×105mm、土台と大引に厚さ28mmの構造用合板を隙間なく釘止めした頑強な構造と、2階の床には、構造材を455mmピッチで組んだ床梁の上に、厚さ15mmの構造用合板とフロア間に12.5mmのプラスターボードを挟んだ3枚構造になっています。 つまり、この強固な「面」の構造が地震や風圧などに対し高い水平強度を実現するのです。