岡崎展示場

2019年11月23日

無垢の柱ってどうなの?

おはようございます。岡崎店の鈴木です。

先日、お客様から「無垢の柱って、どうなんですか?」と、ご質問をされました。


私は、15~30年位前まで桧柱の家を販売していましたの、その当時を振り返りながらこのようにお答えしました。


 当時は、工務店、ハウスビルダーは無垢の柱を売りにして、ハウスメーカーは集成材と言うように住み分けがあったと記憶しています。
ただ、1995年に阪神淡路大震災が起きて、住宅の耐震性を見直さなければいけないと社会が動き始め、2000年に建築基準法が改正になりました。


 木造軸組工法の住宅としては、耐震性を確保するために今までは筋交いで横に対する応力に対応していたものをより強くする為に、壁をパネル化して強度を増す考えがでてきました。そして本来は、柱という構造体と内装壁パネルの間に、無垢の柱が湿気で動いて壁がひび割れないように”胴縁”という緩衝材の下地材を使用して「無垢の柱の欠点」を補っていましたが、それが現在では、無垢の柱を使用しているのにもかかわらず壁ボードを直接柱に止め付けてパネル化しています。無垢の柱の欠点を補うことなく、耐震性を高めたことだけを売りにしても、実際にお客様が暮らし始めるとクロスがひび割れたり、裂けたりする危険性がかなり高くなっています。

 このように、無垢の柱だから良い、集成材だから良いという事ではなく、お客様が建てたい「強くて長持ちする良い住宅は、いろいろな特性を持った材料や部品の集合体ですので、部品や材料の性能のみにとらわれることなく、その特性を生かしたトータルバランスのよい住宅をお建て頂きたいです。とお答えしました。

 今回記載させていただいたのはほんの一部です。まだまだ、お伝えしたいことはたくさんありますので、続きは次の機会に取っておきます。
それでは、本日もよろしくお願いいたします。

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